【コラム】「分解」という学び~iPhone修理を例に~

 

こんにちは、勉強カフェ岡山スタジオスタッフの柿木です。
今回は「分解」についてのコラムを書きたいと思います。

私達、勉強カフェ岡山スタジオでは岡山駅西口徒歩1分という環境を活かし、
iPhoneの画面割れ修理やバッテリー交換修理なども承っております

 

 

スマートフォンは今ではほとんどの方がお持ちだと思いますが、
分解して中を見たことがあるという方はいらっしゃいますか?

先日、受注したiPhone7Plusの画面割れ修理を行っていたところ、勉強カフェの女性会員の方から「少し見学してもいいですか?」と声をかけられました。

折角の機会なので、今修理している7Plusという機種が7とどう違うのか、5S、6、6Sなどの機種の特徴はどういった所か、修理の際にそれぞれ気を付ける部分が違う事などを簡単に解説しながら、慎重に作業を進めました。
修理は無事に完了し、不具合なくお客様にお渡しできました。それから勉強カフェの会員の方と「分解」ということについて少しお話しました。

その女性会員の方には弟さんがいらっしゃるらしく、弟さんもスマートフォンやパソコン等を分解したり、自分で修理したりするのが好きだそうです。

特に男の子に見られる特徴なのかなと思いますが、私も小学校の高学年から中学生の頃にかけて、電子機器の中身を見てみたくて、使っていない携帯電話やノートパソコン、ゲームボーイなどを分解してみたことがあります。その際に、世の中にはプラスとマイナスのネジだけではない、ベンツマークのネジや星形のネジがあることを知りました。(こういった特殊なネジはトルクスねじといいます。)

当時は分解して中を見れたら満足で、どこの部分がどのような機能を果たしているのかといった事までは分かりませんでしたし、分解してみたが元に戻せず壊してしまったという失敗もありました。

 

それでも現在、巡り合わせでお客様のiPhoneを修理する立場になり、技術や責任が伴う中でも修理作業に取り組めているのは、この頃の経験が役に立っていると感じます。知的好奇心に突き動かされ、分解するという挑戦的な経験をしたこと。失敗という損失を繰り返さないように慎重に構造を学ぶ姿勢を身に付けられたこと。勉強カフェという場所で、ひょんな事から技術的な仕事も担当することになった私ですが、これも一種の学びだと感じて取り組ませていただいています。

iPhoneの故障でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひスマホ修理@勉強カフェ岡山スタジオまでお越しくださいね。それではまた。