失敗しないものを信用してはいけない!つまり挑戦していないから・・・

勉強カフェ岡山スタジオオーナーの私(米澤寿展)も38号(四国本部長)の称号をいただいているソーシャルおじさんズの代表でもある徳本昌大さんの「ビジョンxパッションxアクションで未来をつくる徳本昌大のブログ」毎日更新ブログの昨年の「失敗をしない者を信用してはいけない。なぜ私たちがドバイにチャレンジするのか?」記事に共感したので、それについての私の主張です。

チャレンジしなければ、失敗はしない。
しかしながら成長はない。
進歩はない。改革はない。
それを長い間、選択して来た日本。
パラダイムシフトが必要です。

日本がイノベーションを起こせずらいのは、失敗した人を卑下したり批判する風土が蔓延していることに起因していると思います。

親の教育や学校教育も含め、そのような「失敗しないようにすること」を奨励するような風土が根付いています。これは「(失敗しないように)石橋を叩いて歩け」という教えです。

高度成長期は、それで良かったのかもしれません。欧米諸国に追いつき追い越せで、ただ欧米の真似をすれば良かった時代、そして勤勉さや真面目さにより、大きな変革より、小さな改善の積み重ねで、日本は素晴らしい発展を遂げました。

そんな時代の教育は、少数のリーダーに対して、従順な部下という風土が一番組織運営がやりやすかったので、教育も自然にそのような風土になりました。

失敗を恐れて動けないことが失敗である行動

しかしながら、それを続けた来た日本は、失敗を恐れるあまり、挑戦しない文化が育まれていきました。なので、無難に上の言うことを聞いていれば良い、挑戦して失敗した人を批判する文化が根付いていきました。

そんな風土の中で、挑戦する人、ひいては起業する人の数が多くならないのは必然です。日本が元気になるためには、より多くの志高い起業家の輩出と育成が急務であります。

そのためには、挑戦して失敗しても、成長の過程であると許容し、”挑戦する人を多いに賞賛する文化”を作っていく必要があると考えます。

そんな文化の醸成に力を注いで行きたいと思いますが、ドラッカーの言葉は引用させていただきたく存じます。

成果とは長期のものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用してはならないということである。それは、見せかけか、無難なこと、下らないことにしか手をつけない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはならない。そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を損なう。人は、優れているほど多くのまちがいをおかす優れているほど新しいことを試みる。(ピーター・ドラッカー)」

本田宗一郎

孫正義さんの弟の孫泰蔵さんのブログ記事の「リスクテイカーとは」でも「起業家・事業家・経営者にとっては、「偉大なリスクテイカー」という表現はその人の凄さを表す最大級の賛辞なんです。リスクをとってチャレンジし、成功して大きなリターンを得るということがどれだけ難しいかということを彼らは熟知しているからこそ、地位や年齢などに関わらず「リスクテイカー」を心から尊敬しているのです。・・・リスクテイカーとはすなわち、細心の注意を払いながら大胆にリスクをとって大きな志に邁進する人である。」と述べています。

幕末の志士達のように、リスクを冒してでも社会へ貢献できる「志高い」人が多くなるように「国家100年の計」教育イノベーションを起こしていきたいですね!

将来に希望を持った人は挑戦を選ぶ