リスクを取らないと望む人生は手に入らない!

無難を選ぶな。リスクを冒せ。

リスク(risk)の語源は、「勇気を持って試みる」という意味のイタリアの古語risicareだそうです!

日本語のイメージは「リスクを取る=危険を冒す」というように感覚的に思っている人が多く、出来るだけリスクを取らずに生きようとしている人が多いように思います。(リスクを取らないリスクもあることを真に理解していません。)

リスクを取らないリスク

何事もリスクを取らないとジリ貧になるよ!」といろいろなところでお伝えしてきましたが、本来の語源のとおりでした!

不動産を買わなければ、賃貸収入は得られませんし、キャピタルゲインもありません。金融商品を買わなければ、増えることもありません。

今なら、ビットコインなどの仮想通貨はリスクだと手を出さない人が多いですが、未来に希望を持っている人はおそらく損をしても良いというくらいの金額を買っているのです。

他にも、起業をするのは、リスクではありますが、会社に所属していたら、自分が重要(どんな事業をするかやどこに投資するか、価格設定など)な意思決定は出来ないので、最終的には、会社(トップ)の言う通りにするしかないのです。(その会社がどうなるかわからない時点で、実はそれもリスクなのです。)

リスクを取れる人は、多少の損をすることは織り込み済みで、致命的なリスク(倒産とか死んでしまうような再起を計れないようなリスク)は避けますが、再起不可能なリスクでなければ、チャンスの方にかけるのです。

リスクを取れない人は起業には向いていません。労働収入で生きていくしかないですから、なかなか資産が増えないことは承知しておかなければなりません。

それが悪い人生であるという意味ではありません。その生き方に満足している場合は、それも素晴らしい生き方であります。現状に不満があるなら、それは自分の行動が招いた結果です。

起業をしなくても、自分が成長するための読書やセミナーにお金を使いたくないと思っている人は知識資産や人脈資産が増えませんので、良い情報を持つことが出来ません。

なので、人から必要と思われる確率が低くなるのです。多くの人から必要とされたら、高く売れるのです。その知識資産や人脈資産がチャンスに変わる瞬間です。
そういうところにお金をかけられない人は、結果として、リターンは増えないことは、明らかなのです。

時間、お金、努力を注いで、一か八かやってみることが必要です。目の前のチャンスを思慮深く、慎重に分析してみることは大切ですが、臆病な気持ちにかられて尻込みしてはいけません。

ソフトバンク孫正義ARM買収

ソフトバンクの孫さんは、Yahooから始まり、ボーダフォン、ARMなど、売上の何倍にもなるようなリスクを取り、資産を増やし続け、少しづつ拡大して、最終的な資産を増やし続けています。

労働収入から脱却したいのであれば、リスクを取る習慣を身に付けたいですね。

人生を切り開くのは「リスクを取る」習慣ですね!

二宮尊徳翁も言ってますよ!

遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために、杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においておや。
故に富有るなり。

近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまずかして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。
故に貧窮す。

by 二宮尊徳

無難を選ぶな。リスクを冒せ。