学びのサードプレイスを持とう! 生き方を変えるリカレント教育

リカレント教育

オーナーの米澤です。常日頃から勉強カフェ岡山スタジオに携わっていただける方々に感謝申し上げます。

コロナ禍がまだまだ続いておりますが、ワクチンによる集団免疫確保により、年末くらいにはある程度の終息するのではないかと期待をしたいですね!まだまだどうなるかわかりませんが・・・

しかしながら、私たち人類は、先人たちも同じように、さまざまな困難と戦いながら、その時代を生きて来ました。

困難の中でも新たな生き方を模索し、有意義な人生や幸せな生活を求めて、新たな目的や目標を持って生きていくという人類の歩みはいつの時代も変わりません。

先日、たまたま見たクレジットカード関連サイトの中で、「学びのサードプレイスを持とう!生き方を変えるリカレント教育」という記事が目に止まった。

リカレント教育
学びのサードプレイスを持とう!生き方を変えるリカレント教育」より

「リカレント教育」をGoogle先生に聞くと、「「リカレント教育」とは、義務教育期間や大学で学んだ後に、教育」と「就労」のサイクルを繰り返す「教育制度」のことを指す。 スウェーデンの経済学者・レーンが提唱し、1970年代に経済協力開発機構(OECD)で取り上げられたことで、世界的に知られるようになった言葉だ。」とのことである。

要は「生涯教育」です。人間、良い人生を歩もうと思ったら「一生勉強」なんですね!

人生100年時代の中で、今の時代の変化の速度は加速していて、社会は大きく変化する。故に、学校教育で学んだことだけでは、古い知識のままでは人生を生きていくには本当に厳しいものになるということである。

ただ、学校教育で学ぶ事とは意味合いが違います。学校教育では、日本の教育方針に則り、文科省から与えられたことを学ぶことなっていて、私自身これ自体がもう古い考え方だと思っています。

小学校・中学校までの、基礎学力の習得や集団生活の体験については必要だろうと思っていますが、高校以降の教育は、もっと自由度があって良いのではと思っています。

ただ、現実はそうなっていない、なので、学校教育と社会で必要な知識がかけ離れていっている現在は、人生100年を有意義に幸せに生きようと思ったら、リカレント教育が必要だということです。

このリカレント教育の中身は、学校教育で学んだことを学び直すのではなく、次の時代に向けて、自分がどう生きていくのかという学び、そのための考え方知識を学ぶのです。

リカレント教育は学び重ね
学びのサードプレイスを持とう!生き方を変えるリカレント教育」より

ここで重要なのは、どんな人生を送りたいかという明確な目的・目標なんです。そこが定まらないと、何を学ぶかは決まらないのです。

実は、自由は嬉しいものですが、自分で決めて、自ら動かないと、誰かに動かされる、流される人生が待っているのです。気づいた時には、こんなはずでは無かったと後悔する人生になってしまうのです。

つまり、学校教育のように、やらされる勉強ではなく、自らが自ら生きたい人生を明確ににすることそのものを学び、その目的・目標を実現するために、知識やスキル・経験も学びにしていくということこそ、本当に「リカレント教育」ではないかと思うのです。

なので、やらされ感の強い、いやいややることの方が多かった学校教育と違って、学びは本来、自分が学びたいことを学ぶのですから、楽しいものなんです。

そして、そのやりたい学びをするためにも、自分一人でやると、つい怠けてしまうという人間の楽をしたい習性に負けるんです。

自分1人で学ぶよりも仲間がいることや刺激し合える環境があることで、継続性が生まれてきます。仲間が出来なくても、目的・目標に向かって努力している人が多数いる空間に身を置くことが、自分の即座核(=やる気のスイッチ)が刺激されて、モチベーションがアップするのです。

その記事の中の言葉を引用すると、

人生100年時代、いまを生きる社会人は所属する会社内の価値観だけでやっていく時代ではなくなっています。毎日のニュースを観ても、SDGsやLGBT、Black Lives Matterがキーワードになることも少なくありません。いくつものコミュニティに所属し、多様な考え方の中に身を置き、サードプレイスとしての学びの場を持つ価値が高まっているのです。
20代の若手社会人は、自宅と会社以外にサードプレイスを持つことを当たり前にやっています。そこで対等な関係性を持つことで得られるものや気づきがあるでしょう。学びのジャンルは、英語やプログラミングなどビジネス分野から、哲学やアートなど興味のある分野、あるいは地域活動や子育て支援活動の分野まで何でも構いません。どんな分野の学びも、会社の業務を客観的に見ることにつながり、マネジメントに活きたり、家庭や地域社会の一員としての自分を充実させます。ぜひ学びの場を設け、リカレント教育を始めてみましょう。

サードプレイスとしての学びの場を持つ」価値が高まっているのだということです。

まさに、勉強カフェは、創業当初から、自宅でもなく、会社でもなく、サードプレイスとしての存在意義を提唱し続けています。

こんなことを書くと、まさに勧誘行為のようですし、素直に勧誘しております(笑)が、勉強カフェを岡山にオープンしようと思った動機でもあるので、改めて原点に立ち返り、こんなブログを書いてます。

記事の中では、さまざまなサードプレイスをご紹介されていますが、授業という受け身の教育ではなく、自主的に学ぶ場として、自習室コミュニティを併せ持つ存在としての勉強カフェがサードプレイスとしての価値をますます高めていくのではないかと密かに思っているところです。

コロナ禍ですので、コミュニティ機能は制限を受けておりますが、終息した先には、またコミュニティ機能を少しづつでも復活していきたいですね!

最後に、こちらも「学びのサードプレイスを持とう!生き方を変えるリカレント教育」の記事を書いた「乾 喜一郎」さんの提案ですが、

社会人の場合、学習すると決めたらその時間は仕事よりも学習を優先する心構えが大切です。空いた時間で学習しようと思っていると、目の前の仕事や誘惑に負けてしまうもの。自分の人生には学びが必要だと決めてしまいましょう。
最初のうちは、なかなかその時間が確保できにくいもの。その場合、学びとセットでご褒美を設定するのがおすすめです。例えば、学校の近くに好きなカフェがあれば、学びの前後にそこに立ち寄る時間を設けます。学びの習慣がついてしまえば、学び自体が楽しくなってきます。また、周囲には学ぶことに対してネガティブなことを言ってくる人もいるでしょう。気にしないようにしたり、社内に味方を作ったりして自分のモチベーションを守れるようにするのもポイントです。

幸せで有意義な人生を送るために、自分への投資をしませんか?

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